だて歴史の杜 伊達市観光物産館

所 在 地 伊達市
主要用途 道の駅
構造規模 鉄骨造 平屋建て
建築面積 1,116.10m²
延べ面積  993.02m²

 「だて歴史の杜」のコンセプトを尊重し、21世紀のまち屋を提案した。大手門の西、道の駅を含む建物群は、適度な密度をもち界隈を形成している。東ゾーンに建設する「伊達市観光物産館」は、既存の「歴史の杜」に馴染むよう、仕上げ素材や色、歴史を表現するエレメントやディテールに配慮した。また、ヴォリュームに対する配慮として、大手門の腰屋根よりも低く背面の石垣と同程度の高さとし、水平ラインを強調した。東ゾーンに整備される事で、人と人、人とモノの交流が活発になり、賑わいが創出され、「歴史の杜」のフロントヤードはより魅力を高め、市民に親しまれる広場となる事を意図した。平面構成は、入り口ホール付近に「インフォメーションスペース」、右側に「販売スペース」、左に「イベントスペース」を配置した。駐車場に面し軽トラ市や軒下を利用した露天エリア等、季節毎の使い分けと性格を明確にした。